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旬の野菜を食べながら震災を語る会

昨日郡山市の農産物直売所で開催された「旬の野菜を食べながら震災を語る会」に参加してきました。
ニラの生産者、キュウリの生産者、葉もの野菜の生産者、梨の生産者、桃の生産者、野菜を使ってせっけんを作っている加工業者、私のような農産物加工品の卸業者、直売所の方々。たくさんの方とおいしい野菜を食べながら、現状とこれからの農業、産業について話をしてきました。
年齢の高い生産者は「どこに、どのように相談していいかわからない・・・」「野菜を作って販売できなかったらどうしていいかわからない」という不安をかかえていました。全国組織の農業団体が一番不親切という話も出ました。
最終的に「おいしい野菜、果物を作り続ける。そして、福島県民、福島を愛する人々が福島の産業を支え、この災害をきっかけとして新しい福島国を作り上げる。」という結論になりました。このような小さな運動を色々な場所で行い、みなさんに発信できたらいいと思っています。

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11/4/25 @ 12:45 PM 投稿者:小林

横浜の義兄(福島市出身)に信夫山のカタクリ群生、百花繚乱の花見山の写真、羽黒山近くで録ったウグイスの鳴き声動画を送りました。その返信メールにあった一節。

「信夫山のウグイス、花見山の桜、いつもの春の風情ですが、すべて3月11日を境に見る目が変わってしまったような気がします。
変わらずにある季節のめぐりがありがたく感じられます。
(中略)
被災のニュースを見るたび、東北の人の優しさ、我慢強さに目頭を熱くしていたのに、一方、最近の風評被害は本当に腹立たしい。昨晩も飲み会があったけど、その店のひとつひとつのメニューに、今まで書いてもなかった産地名が載っている。
つまり、福島産は排除していますということのアピールなんだろうね。
我々としては、せいぜい、栄川、花春やら浦霞やら被災地銘柄しか注文しないぞ、と気炎をあげましたが、このいわれの無い風評にしろ買占めにしろ小ざかしくて・・・」

狛江というところに住んでいても、周囲に沢山の福島人がいます。豪徳寺のお蕎麦屋さんの若いご夫婦は浪江町の造り酒屋さん、行きつけの居酒屋で知遇を得たSさんは只見町、小川町に工場を構えるOさんはいわき市、J嬢は飯舘村――まだまだ沢山いて、「福島」と声をあげると誰かが共鳴する、そんな感じです。
双葉町も遠い埼玉ではなく、大変でも県内に戻って、そこから再生の道を歩んでほしい、と思っています。町長が、原発復旧に従事している町民のことを思えばわがままは許されない――趣旨のメッセージを出しています。
過酷な環境で作業に当たっている町民へのそれだけの思いがあるのなら、なおのこと、町長、役場幹部は最前線の現場に戻って、陣頭指揮を執ってほしいと思い、働きかけを続けています。
外からのお仕着せではない、自分達の福島を実現する。そのために、私たちが自力で行動しなくてはならないと思っています。2日からまた福島に戻ります。

11/4/25 @ 1:01 PM 投稿者:webmaster

昨日の「旬の野菜を食べながら震災を語る会」はとても有意義なものでした。参加された方々は、みなさん、福島を愛し、福島を大切にされている方でした。
5月15日に福島市の「まちなか広場」でイベントを企画していますが、みんなが福島を誇りに思い。福島を愛していることを再認識できるようになったらいいなぁと思っています。

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