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負げねど飯舘!!村民のつどい

5月25日に飯舘村立飯舘中学校で開催された「負げねど飯舘!!村民のつどい」に参加してきました。遅くても6月までに全村民が村外に出ていかなければならない場所です。
私と飯舘村とのお付き合いは1999年の飯舘村ふれあいコンサートを企画した時からです。毎年、ここの村でコンサートを行いました。いつも、村の方々が一体となっての手作りコンサートです。そして、コンサートが終わってからの打ち上げの楽しいこと・・菅野村長とも夜遅くまで、教育のこと、農業のことなどをたくさん話し合いました。この村に何度足を運んだことでしょう・・・
本日の1部では村民によるシンポジウムが開催され、2部では加藤登紀子さんの弾き語りがありました。
私はおよそ10年程前から加藤登紀子さんの娘Yaeのコンサート企画をしています。Yaeのデビューもこの村でした。それから何回もYaeはこの村で歌いました。昨年も歌いました。今年の2月には飯舘村の村民が千葉県の鴨川自然王国を訪れ、本当の交流が始まりました。今年の9月19日にはエコをテーマにしたYaeデビュー10周年ライブを飯舘村で開催することが決まっていました。今日はそんな話を加藤登紀子さんに聞いていただきました。
今日、菅野村長と話をし「9月19日のYaeのコンサートを予定通り開催します。飯舘村では開催できないが、飯舘村の方々が集まれる場所を見つけ、そこで開催したい!」と伝えてきました。加藤登紀子さんにもコンサートが終わってから「飯舘村のみんなとYaeのコンサート開催を実現します」と宣言してきました。
このコンサート実現に向けて進んでいきたいと思います。もし、「協力してもいい!!」「資金援助するよ!!」と思っている方がいればこちらまで連絡をお待ちしています。

飯舘村の新緑はきれいです。この緑を記憶に残すために・・・・そして、もう一度見ることができるように・・・

コメント/トラックバック (4件)

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11/5/28 @ 8:19 AM 投稿者:ふくしま大好き

あれから2ヶ月半もの時が流れ、私たちの心はあの日のままなのに、新緑や空の青さは変わらないどころか、美しさを増して見えます。この大地に育まれ代々築き上げてきた結晶や、沢山の思い出の詰まった我が家から退去しなければならない現実を軽視してはならないと共に、当事者は自分なんだという気持ちで、考え今後の行く末を見届けなければならないと深く感じました。又、飯舘村村長の穏やかな人柄の内に秘めた哀しみは怒りに勝る、真の投げ掛けとテレビを通じて感じました。私に何が出来るか分からないけれど、心迄奪われてしまわぬよう、しっかり生きて行きたいです。そして、またいつか必ずyaeさんのコンサート飯舘で再開して欲しいです!行ってみたいです!!

11/5/28 @ 3:35 PM 投稿者:webmaster

「ふくしま大好き」さんコメントありがとうございます。
先日、Yaeのコンサートで飯舘村の方々が集まれる場所を見つけ、そこで開催したいという話をしたところ、飯舘村の菅野村長からこんな提案がありました。「私たちはこれから他の市町村の方々に色々お世話になります。飯舘村の村民が集まるだけではなく、お世話になっている近隣の方々にもなにかお返しができるといいと思っています」
私は微力ながら菅野村長のその想いも実現できるようにこれから準備を始めたいと思っています。
進展がありましたらこのHPでご案内します。

11/5/30 @ 12:54 PM 投稿者:小林

今住んでいる狛江の友人のお店にも飯舘出身のお姉さんがいて、ご実家で採れたしいたけ、野菜などでメニューを飾っていただきました。
先日は、これで最後になるかも、と常連の皆さんに産地直送の飯舘牛が振舞われたそうです。私はたまたま、姉夫婦の借り上げ住宅手配などで福島に戻っていて、ご一緒できませんでしたが、冷凍で取っておいていただいたので、近々、お伺いします。
役場機能は飯野町、住民の皆さんは桑折町の仮設住宅と聞いていますが、わが双葉町も役場機能が埼玉と猪苗代の二つになって、役場職員の方々も大変なようですが、先が見えない住民の皆さんを思うと、何か出来ることは?と焦りに似たような気持ちです。
Yaeコンサート、三島町以来ですね。ヤドランカさんとお会いしたことも思い出します。
福島―東京往ったり来たりの生活で、どこまでお役に立てるかわかりませんが、微力ながら、私も関わらせていただければ幸いです。
負けねど飯舘、負けねど福島。出来ることから少しずつやっていきましょう。6月16日から19日までまた戻ります。

11/5/30 @ 3:29 PM 投稿者:webmaster

小林さんコメントありがとうございます。
6月2~3日に東京からフォルクローレの演奏家 木下尊惇さんが福島に来てくれますので、一緒に何箇所か回る予定です。2日は梁川町体育館、3日は彼のゆかりの地、川俣町です。山木屋地区の小中学校が移っている川俣南小学校で演奏していただきます。
毎年恒例、川俣町のコスキン・エン・ハポンにも出演していただけるそうです。(今年も開催が決まりました)
また、6月10日はハーブ・オオタ・ジュニアがハワイから来日し、福島で演奏します。その日の午前中はハーブ・オオタ・ジュニアの要望で避難されている方々のために、あづま体育館で演奏します。彼と一緒に東京のミュージシャン山内雄喜さん等も演奏します。また、地元のフラ教室の先生にも参加していただきます。
福島を愛する人々のおかげで、福島はますます素晴らしいところになりますよ。

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